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収蔵品(常設展示はいたしておりません)

博物館明治村に収蔵されている大量に収蔵されている明治時代の日本赤十字社の文書類の中に、「愛知岐阜 震災 独国シーボルト展覧会 二十五年」という文書綴が残されています。この中には震災救護を記録した文書類の中に、ドイツから送られてきた一通の手紙が綴じられていました。手紙の主は、江戸時代の終わりに長崎・出島の蘭方医として駐在したシーボルトの息子アレクサンダー・フォン・シーボルト。

書簡(アルフレッド・フォン・シーボルト 筆) 

建造物

金沢監獄は明治5年(1872)制定の「監獄則並図式」に沿って造られた監獄。八角形の看守所を中心に5つの監房棟が放射状に並ぶ洋式の配置でした。そのうち中央看守所と独居房として使用された監房の一部分が移築されました。なお中央に置かれている監視室は網走監獄で使用されたものです。
監視室からは各監房棟の中廊下が一望に見渡せ、外部については看守所上部の見張り櫓から監獄全域の状況を把握できるため、管理上非常に効果的でした。

金沢監獄中央看守所・監房

常設展示

展示室に足を一歩踏み入れると、真っ暗な室内で突然灯台レンズが点灯し、回りだす様は圧巻!
三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台となった伊勢湾に浮かぶ「神島」の灯台で実際に使用されていた回転レンズです。また、明治村に移築されている灯台や、灯台建設に貢献をした「お雇い外国人」らの事績をまとめた資料の展示もご覧いただけます。

常設展示 明治の燈台

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