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建造物

神戸の山手に建てられたいわゆる異人館。創建当初は外国人の住居でしたが、明治29年(1896)から日本人増田周助氏の所有となりました。その後再び外国人の手に渡り、フランス人貿易商フェルナン・ブルムが住みました。
主屋には二面にベランダが廻り、鎧戸付きの出入口や掃き出し窓が開きます。付属屋の室内は日本間で、窓の一部が和風になっていますが、全体は洋風にまとめられ、別館1階は使用人の住居にあてられました。主屋と付属屋を組み合わせた構成は、神戸西洋館の典型とされます。

神戸山手西洋人住居

建造物

この建物は当初、小学校教師の養成を目的とする三重県尋常師範学校の本館として津市に立てられ、その後、昭和3年(1928)名張市に移築されて蔵持小学校として使われました。左右対称形のE字型の校舎の一部、特色ある中央玄関部と右翼の2教室のみが移築されました。
建物は、木造2階建て、桟瓦葺きで、外壁は玄関部が漆喰塗り、教室部分は下見板張りになっています。設計者は、三重県庁舎(1丁目13番地)と同じく清水義八。玄関のアーケード、2階に設けられたベランダ、教室部の窓などに洋風建築の特徴が見られます。

三重県尋常師範学校・蔵持小学校

建造物

この住宅は、大正8年(1919)にブラジル・サンパウロ州レジストロ市に建てられました。持ち主は、長野県出身でブラジルに入植した久保田安雄という人物で、日本人移民として慣れないコーヒー栽培に苦闘しながら、密林を拓いてこの家を造りました。
現地産の堅い木材を加工して造られているものの、同じく入植者の中にいた日本人大工の手が入り、小屋組や、木材の継ぎ目である継手や仕口などには、和風の工法が見てとれます。また、建物は尺貫法で造られています。

ブラジル移民住宅

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