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建造物

知多半島の港町に建てられた風呂屋。1階奥の浴室に置かれた浴槽は男湯と女湯がつながっていて、目隠しだけで仕切られています。銭湯は江戸時代以来、地域の社交場として欠かせない存在で、湯上がりの常連客などは、2階に上がって雑談に時を過ごしました。表構え、番台などに江戸時代の湯屋のおもかげをとどめています。

半田東湯

建造物

東京・渋谷区広尾の日本赤十字社病院の敷地内に建っていた、分棟式の木造病棟9つのうちの1棟。設計は、赤坂離宮などと同じ宮内省技師・片山東熊です。
病院はドイツのハイデルベルク大学病院を模したレンガ造2階建ての本館が正面に構え、その背後に木造病棟が並び、それらが廊下で環状に結ばれていました。病棟の先端には、別棟の便所が接続していましたが、この便所棟も移築されています。当時としては最先端の設備を誇っていた病院でした。
ハーフティンバーとドイツ下見板張りの外壁や、繊細な軒飾りや小壁の透かしが、建物の印象を柔らかいものにしています。


日本赤十字社中央病院病棟

収蔵品(常設展示はいたしておりません)

博物館明治村に収蔵されている大量に収蔵されている明治時代の日本赤十字社の文書類の中に、「愛知岐阜 震災 独国シーボルト展覧会 二十五年」という文書綴が残されています。この中には震災救護を記録した文書類の中に、ドイツから送られてきた一通の手紙が綴じられていました。手紙の主は、江戸時代の終わりに長崎・出島の蘭方医として駐在したシーボルトの息子アレクサンダー・フォン・シーボルト。

書簡(アルフレッド・フォン・シーボルト 筆) 

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