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鉄道開業当初の様子を伝える

錦絵 新橋汐留蒸気車鉄道局停車館之真図

明治5年(1872)に、日本初の鉄道が、新橋と横浜間で開業しました。この錦絵は、新橋停車場の様子を描いています。米国人ブリッジェンスが設計した駅舎や駅に集う人々の様子が写実的に描かれ、当時の風俗を知る上でも貴重な資料です。

年代 明治12年(1879)
作者 歌川広重(三代) 画

目次 - Index -

    石造りの駅舎や蒸気機関車の背景には海を望むことができ、鉄道開業当初、線路が海沿いに敷かれたことを髣髴とさせます。
    また、人力車が行き交う駅前に集う人々の服装は和服や洋服が混在し、欧風の生活を人々が徐々に受容していく様子をうかがい知ることができます。

    鉄道開業当初の新橋駅。大正12年9月の関東大震災で焼失。

    現在明治村で運行している蒸気機関車12号は、鉄道開業からわずか2年後に追加で輸入されたものです。

    学校団体向けワークショップの版に、この版画の一部を用いています。

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