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建造物

名古屋城内に置かれた陸軍名古屋鎮台の附属病院。「衛戍」とは陸軍の駐屯のことを言います。明治村には、管理棟の半分と病棟1棟、それらをつなぐ渡り廊下が移築されています。建物は木造平屋建ての桟瓦葺きで、周囲に吹き放ちのベランダをめぐらせています。非常に開放的で明るく、清潔感にあふれた印象です。
病院はもともとは6棟の建物が中庭を囲んで配される分棟式の配置をとっていました。これは洋式大病院の典型的な形式で、日本赤十字社中央病院(4丁目35番地)にも踏襲されています。

名古屋衛戍病院

建造物

会津若松市に建てられた旧安田銀行の若松支店。黒漆喰塗りの土蔵造で、寄棟屋根に赤味がかった塩焼き瓦が葺かれています。室内は吹き抜けになっており、営業室の上にはギャラリーがあります。伝統的な土蔵造りの意匠をベースにしつつ、玄関ポーチや石積みの腰壁、営業室のカウンター、ギャラリーを支える円柱などには、洋風意匠が巧みに取り入れられています。

安田銀行会津支店

重要文化財 / 建造物

明治の元老西園寺公望(1849-1940)の別邸として静岡県興津に建てられた「坐漁荘」。駿河湾奥、風光明媚な海岸沿いに佇んでいた当時の趣をそのままに、今なお歴史の風格を漂わせます。低い塀の奥には、玄関、台所、2階建て主屋の屋根が幾重にも重なります。昭和4年(1929)には、座敷の横に洋間、その奥には脱衣室を兼ねた化粧室や洋風便器の置かれた便所等が増築されました。

西園寺公望別邸「坐漁荘」

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