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エリア紹介・設備

病院・硝子製造所・鉄道寮など
近代化する時代を巡る

4丁目

多種多様な建物が集まる明治村のなかでも、さらにバラエティに豊かな施設が集まっているのが4丁目です。
病院・硝子製造所・鉄道寮といった近代化する時代のなかで登場した施設はもちろん、江戸時代からの系譜を継いできた芝居小屋や銭湯なども立ち並びます。
また、ブラジルやハワイなど、移民した日本人の住まいをご覧いただけます。

近代化の礎を築いた機械が並ぶ機械館

シンプルな構造が美しい鉄造建築となっている鉄道寮新橋工場のなかでは、日本の近代化の過程で使われた多数の貴重な機械類が展示されています。
リング精紡機をはじめ、スケールの大きな数々の機械をご覧いただけます。

明治後期から大正初期にかけての商家を知る

床屋の本郷喜之床は、明治時代の庶民の暮らしにとって欠かせない店屋。
2階の住居スペースでは、石川啄木が暮らしたことでも知られています。

おすすめポイント

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京都市電の乗車体験

路面電車に実際に乗って揺られてみませんか。
2丁目・3丁目・4丁目にある3つの駅を結び、景色を眺めながら、当時と同じくらいの速度で村内を走行します。

4丁目のスポット

見る・知る

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常設展示 / Pick Up! / のりもの

明治5年(1872)、日本で初めての鉄道(新橋-横浜間)が開通。その頃、煙をあげて走る蒸気機関車は「陸蒸気」と呼ばれていました。
現在の明治村では、当時から走り続けている蒸気機関車12号・9号が『SLなごや駅』と『SLとうきゃう駅』の間を繋いでいます。(走行する蒸気機関車は日によって異なります。)
実際に乗ることができる客車も、明治41年(1908)製造のハフ11、明治45年(1912)製造のハフ13・14の計3両あり、機関車も含めてすべて明治時代の車両による編成です。

蒸気機関車12号・9号・三等客車

重要文化財 / 建造物

大阪府池田市西本町猪名川の川岸にあった芝居小屋。もとは池田市本町にあった明治7年創業の戎座を、明治25年(1892)に西本町へ移築したもので、このときに名称も「呉服座」と改められました。
構造は江戸時代から続く伝統建築の名残をとどめた、木造2階建ての杉皮葺き。舞台と客席部分には大きな切妻屋根を架け、その前に軒の高い下屋を降ろして入口にしています。正面の高い切妻には太鼓櫓(やぐら)を突き出し、入口下屋の軒下には、絵看板を掲げられる場所も。また正面の壁は黒漆喰塗りで、腰には和風の下見板が建て込まれています。出入口の扉は、裏面は和風の舞良戸(まいらど)ながら、表面には洋風の枠飾りなどがあしらわれており、目新しさを感じさせます。

呉服座

重要文化財 / Pick Up!

精紡機は、前紡工程の練紡機(粗紡機)より供給された粗糸を引き伸ばして所要の太さにしたのち、撚りをかけて糸とし、その糸を自動的に巻き取る機械です。この機械は三重紡績会社で使用され、日本の近代化に大きく貢献しました。

リング精紡機

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