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小那沙美島燈台
広島湾に浮かぶ小那沙美島に建造された灯台。この小さな島に灯台が置かれたのは、明治21年(1888)に海軍兵学校が広島の江田島に移され、広島湾岸が軍事上の要所とされたためでした。また、この燈台は、日露戦争前後の3か月という短い期間で建てられています。
円筒形の灯柱に灯篭と天蓋が据えられた、総高さ約6.6mの鋳鉄造り。燈柱は直径50~60cmの円筒4本を積み重ねて建造され、工期短縮の必要と立地条件に適した構造となっています。上部の点検用デッキは6本の持送りで支えられ、灯篭には8面の曲面ガラスを組み込み、円錐形の銅板製天蓋と球形の冠蓋が載ります。
建設年 | 明治37年(1904) |
村内所在地 | 5丁目53番地 |
旧所在地 | 広島県佐伯郡沖美島 |
文化財種別 | 登録有形文化財 |
登録年 | 平成16年(2004) |
解体年 | 昭和39年(1964) |
移築年 | 昭和51年(1976) |
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