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再現された明治の下級法廷

宮津裁判所法廷

地方裁判所の刑事法廷棟。裁判所全体は左右対称の厳格な構えのH型で、その右翼部が明治村に移築されました。
明治初期において、上級審は洋風煉瓦造であることが多いのに対して、宮津裁判所は和洋折衷の木造建築です。瓦葺きの屋根や素地のままの外壁などには、伝統的な和風建築の様式が色濃く遺されたもの。和風の意匠をベースにしつつ、切石の基礎や法廷入口のアーチなど、随所に洋風のデザインが施されています。外観は入母屋造りの桟瓦葺きで、吹き放ちの庇が特徴的。軒下にガラス入りの高窓が開きます。外壁は、隅柱を除いた漆喰塗りで、腰部分は竪羽目の板張り。

建設年 明治19年(1886)
村内所在地 5丁目63番地
旧所在地 京都府宮津市本町
文化財種別 登録有形文化財
登録年 平成16年(2004)
解体年 昭和44年(1969)
移築年 昭和52年(1977)

目次 - Index -

    鑑賞ポイント

    裁判席から被告人を見下ろす造り

    法廷内、検事調所内ともに、裁判官席は一段高く配置。天井を高くし、裁判官・検事・書記の席を設置する非常に高い上段と、被告人と弁護人が置かれる下段に分けられています。

    Check!

    人形のジオラマを用いて法廷風景を再現。高い壇上に裁判官と検事、下の段に弁護士と被告人という、現在とは異なる位置関係が見てとれます。

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    常設展示

    服装や食事も当時の資料に基づいて再現しています。

    常設展示 明治の監獄体験

    建造物

    南北250m、東西190mを囲う長く高いレンガ塀の敷地、唯一の出入口として設けられた正門です。
    西洋の城郭にも似たデザインで、赤レンガに白花崗岩の帯状装飾を入れたネオ・ルネッサンス様式です。アーチ型両開き鉄扉を備えた主出入口と、楯式片開き鉄扉を付けた両脇出入口の三間構成になっています。移築されるにあたり、レンガ造から鉄筋コンクリート造に改められました。
    閉鎖的で威圧的な印象ながら、その造形の美しさに目を奪われます。

    金沢監獄正門

    建造物

    前橋監獄は洋式の4方放射式建築で、中央に八角洋風の高塔を据えた建物でした。監房は平屋で、各舎房とも、2棟もしくは3棟が連続していたとされています。そのうちの1棟が、この雑居房です。
    中廊下形式の建物で、廊下の左右に21の房が並び、端には洗い場がついています。和洋折衷の構造で、格子壁で囲まれた各舎房が左右に連なった上に、洋小屋を載せた形です。各房は、堅い栗の角材が格子状に組まれた形式。房の周囲と廊下は吹きさらしとなっていて、寒さの厳しい真冬には、受刑者にとって過酷な環境だったといえるでしょう。

    前橋監獄雑居房

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    有料ガイド

    明治の貴重な建造物などの文化財を学芸スタッフによる案内付きで巡るガイドツアーです。お客様の目的に合わせたルート設定ができるので、限られたお時間でも効率的にご見学いただけます。
    また、車を使って村内を移動するため、広い村内を楽々移動することができます。
    大切なお客様とのご見学に、またご家族での明治村巡りに、ぜひご利用ください。

    プレミアムガイド(事前予約制)

    のりもの / 有料体験

    村内9つの停留所を巡り、音声による建物や見どころの案内をしながら約20分かけて走行する村営バス。
    村内の広さをいち早く体感し、気になった建物近くの停留所で降りて探索することができるおすすめの移動手段です。

    村営バス

    のりもの / 有料体験

    明治時代製造のSLが客車を牽引して走行しており、実際に乗車することができます。
    客車に至るまですべてが100年以上の時を経た明治時代製造の車両で、実際に走行・乗車できることは国内のみならず世界的にも珍しく、時代ロマンを感じる貴重なひとときを体験することができます。
    また、当時と同じ運行業務を再現した連結作業や転車作業など、運行業務にも見どころがいっぱいです。
    運休日がございます。⇒
    時刻表ページをご確認ください。

    SL乗車体験

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