村内MAP 寄付する

MENU

見る・知る

2022年3月22日、重要文化財に指定!

ゐのくち渦巻ポンプ

井口在屋(いのくちありや)が発明した当時世界から注目された理論に基づいたポンプ。

製作年 明治45年(1912)
展示場所 4丁目44番地(鉄道寮新橋工場・機械館内)
文化財種別 重要文化財

目次 - Index -

    ポイント

    東京帝国大学(現:東京大学)教授の井口在屋(いのくちありや)が発表した渦巻きポンプの理論は、飛躍的にポンプの性能を向上させる内容であったことから、世界からも注目を集めるもので、このポンプはその理論に基づいて製作されたものです。
    井口の教え子・畠山一清が実用化を推し進め、畠山が所属する國友機械製作所(のちのポンプメーカーの荏原製作所)が製作しました。
    このポンプは、井口式渦巻きポンプの最初期の、現存する最古のものです。
    現在でもこのポンプの理論を応用して作られた渦巻きポンプは、灌漑・排水・水道・工業など多くの用途で使用され、社会に広く普及しました。

    機械情報

    制作者:國友機械製作所
    総 高:1,765mm
    総 長:1,882mm
    最大幅:1,442mm
    吸込口内径:縦 382mm 横 352mm
    吐出口内径:380mm

    More Detail

    さらに詳しく知る

    一覧に戻る

    同じエリアのスポット

    - IN THE SAME AREA -

    見る・知る

    一覧へ

    重要文化財 / 常設展示 / Pick Up!

    井口在屋(いのくちありや)が発明した当時世界から注目された理論に基づいたポンプ。

    ゐのくち渦巻ポンプ

    重要文化財 / 建造物

    近代郵便制度の事業拡大にあわせ、伊勢神宮外宮前に建てられた郵便局舎。木造平屋建ての銅板葺きで、中央の頂きには円錐ドーム形の屋根、両翼には寄棟の屋根を伏せています。
    正面の左右には、小さなドームをのせた角塔が。外部の装飾は北欧で見られるハーフティンバー様式で、漆喰塗りと下見板張りの壁が使い分けられています。欄間(らんま)部分に施された、漆喰塗りのレリーフも特徴的です。
    窓口業務を行っていたカウンター、郵便物の発着口、切手倉庫、電話交換室など、当時の郵便局機能を支えていた各部分を見ることができます。

    宇治山田郵便局舎

    建造物

    歩兵第六聯隊は、名古屋に置かれていた東京鎮台第三分営という軍隊が、明治6年(1873)に名古屋鎮台に昇格した時に新しく編成された部隊でした。名古屋城大手門の右手にある二之丸跡に兵営が設置され、営庭を取り囲むように兵舎が配置されました。明治村へ移築されたのは第十中隊で、兵舎は約7割程度に切り縮められました。
    外観は漆喰壁に上げ下げ窓が並び、素朴な印象を与えます。しかし、構造はとても頑丈で、外側の柱はすべて土台から軒まで達する太い通し柱とし、壁の下地になる木摺(きずり)を斜めに打っています。

    歩兵第六聯隊兵舎

    村内MAP 開村時間 料金 団体情報 アクセス