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2026.06.11

【星野高士先生と詠む 明治村吟行句会】俳句のご紹介

6月9日に開催いたしました「星野高士先生と詠む 明治村吟行句会」より、星野高士先生、阿川佐和子村長、中川武館長の句と、参加者の皆さまから寄せられた作品の中から入賞・入選句をご紹介いたします。

―星野高士先生の句―
・あぢさゐに 明治の色の ほどほどに
・ 漱石と 虚子との間合ひ 梅雨晴間

―阿川佐和子村長の句―
・青もみじ 神のまにまに 仰ぎけり
・小あじさい 一輪のぞく ハート型

―中川武館長の句―
・紫陽花や ライトを目指し 残すため
・ポーツマス こむらがえりの さみだるる

【入選句】
星野高士先生選句
―天賞―
・紫陽花や 汽車の帰りを 待つ小径   森 哲也
―地賞―
・蟻知らず 明治久しき 昔とは     池亀 由美子
―人賞―
・どんみりと 監獄の屋根 梅雨に入る  島津 余史衣
―入賞―
・梅雨の蝶 惜命の影 隠しをり     沼田 博古
・周遊の バスの空つぽ 濃紫陽花    村山 恭子
・明治村 光と影の 夏ホテル      杉山 恵美子
・子規はまだ 村のどこかに 夏の蝶   森崎 透
・文机に 漱石と猫 夏椿        酒井 正
・緑蔭に 洒落た明治の 甦へる     笹岡 久子
・梅雨晴れや 香る明治に 深呼吸    近藤 みよ子
・六月の 駄菓子屋で買ふ 金平糖    柳内 恵子
・ひつそりと 開演を待つ 座の涼し   関谷 恭子
・行先の 定まらぬ日や 青嵐      杉江 知治

村長 阿川佐和子選句
―天賞―
・薔薇には 棘漱石は 胃の痛み     歌代 美遥
―地賞―
・残鶯と トンカチの音と 天主堂    野口 良恵
―人賞―
・黒南風や 病棟屋根の 換気塔     近藤 節子
―入賞―
・瓦斯燈に 何かの模様 梅雨晴間    小原 麻貴
・サーベルに 似ぬ駐在の 笑ひ皺    栃原 優子
・薔薇窓より 夏光七色 天主堂     髙倉 節子
・曇天に 笑ふ偉人や 四十雀      加藤 緑
・灯台の 白亜やはらか 薄暑かな    吉永 初惠
・緑蔭を 円くめぐりて 池の鯉     髙木 美貴子
・人声の 抜けて来たりし 青もみぢ   今井 真子
・夏つばめ 生家ザビエル 天主堂    松永 みよこ
・遠雷の 空静寂の 猫の家       岩﨑 政美
・十台の 扇風機座す 芝居小屋     稲垣 喜美子

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