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明治村について

本物の価値を
残す、伝える。

壊される運命にあった
明治建築を移築することで
明治時代の人々の想いを後世に繋げていく。

博物館 明治村は、明治建築を保存展示する野外博物館として、
愛知県犬山市郊外、入鹿池に面した美しい風景の丘陵地に
昭和40年に開村しました。

これまでに移築・復原した建造物の数は現在60を超え、
この地を訪れる人々が明治の新しい形と心を発見し、体験することができる
学びの場・レクリエーションの場となっています。

公益財団法人 明治村

公益財団法人 明治村

明治村ができるまで

取り壊される建築物の移築・復原

明治時代の建築は、江戸時代から継承した木造建築の伝統と蓄積の上に、新たに欧米の様式・技術・材料を取り入れることで近代建築の素地を築き、芸術上、歴史上価値あるものも数多く生み出されました。

しかし、震災や戦災、そして、戦後の産業の高度成長によって生じた大小の公私開発事業により、さらなる時代の変化とともに姿を消していくこととなります。

それを受けて、旧制第四高等学校同窓生であった谷口吉郎博士(博物館明治村初代館長)と土川元夫氏(元名古屋鉄道株式会社会長)は、取り壊されてゆくこれらの文化財を惜しみ、その保存を計るため、二人で協力し合い『博物館 明治村』が創設されたのです。

残すだけでなく、価値を伝える

明治村では、解体されていく建造物の中から価値あるものを選び、順次移築・復原を行いました。建造物では11件が国の重要文化財、1件が愛知県の有形文化財、歴史資料では、2件が国の重要文化財に指定され、その他、ほとんどの建造物が国の有形登録文化財に登録されています。

移築した建造物は文化財としての価値が最もよく発揮されるように配置され、周囲の苑路や庭園、植樹などを配慮して村の環境を創作しています。それぞれの建築は室内に家具調度等を陳列して公開するだけでなく、その建物に関連する資料や明治時代の歴史資料の展示も行っています。

さあ、明治村を
楽しもう!

入鹿池のほとり、自然豊かな環境のなかで四季折々、表情を変える明治村。
広大な敷地には季節ごとに様々な花や木々が村を彩り、
風光明媚な美しい風景をお楽しみいただけます。

うぐいす

Spring

梅、桜、ハナミズキ、ツツジ、ハクモクレンなど、様々な花が咲き乱れる季節。

例年、桜は3月下旬から正門付近などのシダレザクラ、4月初旬はSL名古屋駅付近をはじめ村内各所に植えられたソメイヨシノ、そして4月中旬には隅田川新大橋付近の八重桜など、約1000本の桜をそれぞれの時期ごとに楽しむことができます。
芝生の上でのピクニックもおすすめです。

風鈴

Summer

青々と茂った木々が美しく、風薫る季節。
村内各所では紫陽花や朝顔、向日葵など夏の色鮮やかな花が咲き誇ります。

また、毎年「宵の明治村」を開催し、夜21時まで開村。
歴史的な建築物をバックに鮮やかな花火もお楽しみいただけます。
浴衣姿で風情ある夕涼みを楽しんでみてはいかがでしょうか。

イチョウ

Autumn

木々が赤や橙に染まる、美しい紅葉が楽しめる季節。
ススキの穂が出て、ハギの花が咲き乱れ、ヤマガキが赤く熟れると、秋風が一段と感じられるようになります。
お子様には村内中に落ちているどんぐりや松ぼっくり拾いが人気です。

金木犀の香りに包まれながら、村内の散策をしてみてください。

氷
氷

Winter

澄み切った空気とやわらかい光の効果で、建物がとても美しく見られる季節です。生垣のサザンカが赤や白の花をのぞかせ、2月には梅が咲き乱れます。

クリスマスには、各教会はデコレーションされ、クリスマスミサ・コンサートなども開催。お正月には村内各所に全国各地の門松やしめ縄で由緒正しい日本の風景が広がります。

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