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体験しよう! 明治のくらし あさ・ひる・ばん

常設展示 明治のくらし よろず体験

この展示室では、博物館明治村が所蔵している明治時代から昭和時代にかけて使用された"くらしの道具"の変遷を知るだけでなく、実際に触れたり、体験できます。
明治時代はどんなくらしをしていたのでしょうか?
SDGsが声高に叫ばれる現在につながるものがみえてくるかも?!
明治時代の人々のくらしの知恵に学んでみるのはいかがでしょうか。

村内所在地 1丁目13番地(三重県庁舎2階)

目次 - Index -

    ポイント

    ポイント01|「服わらい」で明治の服装を学ぼう!

    壁にある男の子と女の子のイラストの上に、フロックコート・ドレス・女学生の矢絣と袴・書生服といった明治時代に流行した服装のマグネットシールを貼ってコーディネートを完成させてみましょう。
    福わらいのように自由な発想で明治時代のコーディネートを楽しみながら学ぶことができる展示です。

    ポイント02|明治の明るさ体験

    明治時代はどんな夜を過ごしていたのでしょう。明治時代に使われていた照明器具、手燭(ろうそく)・行灯(菜種油)・石油ランプ・エジソン電球のあかるさの違いを体験することができます。

    それぞれのあかりで明治時代の教科書を読んでみよう。

    あかりの「燃料」となる、「菜種油」や「石油」のニオイも嗅いでみよう。

    ポイント03|桶を担いでみよう

    明治時代にさまざまものの運搬に使用された「桶」。
    中身が入っている桶と、空の桶を担いで、その重さを体感してください!
    そして中身は……。お越しになった時のオ・タ・ノ・シ・ミ!

    ポイント04|その他にもいろんな体験コーナーがいっぱい!

    【気分はハイカラさん! 人力車にのってみようコーナー】
    【明治時代ではこの野菜をなんての呼ぶ?明治のおつかいコーナー】
    など、楽しい体験がいっぱいです。

    ※展示は入れ替わることがございますので、ご了承ください 。

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    建造物

    この建物は当初、小学校教師の養成を目的とする三重県尋常師範学校の本館として津市に立てられ、その後、昭和3年(1928)名張市に移築されて蔵持小学校として使われました。左右対称形のE字型の校舎の一部、特色ある中央玄関部と右翼の2教室のみが移築されました。
    建物は、木造2階建て、桟瓦葺きで、外壁は玄関部が漆喰塗り、教室部分は下見板張りになっています。設計者は、三重県庁舎(1丁目13番地)と同じく清水義八。玄関のアーケード、2階に設けられたベランダ、教室部の窓などに洋風建築の特徴が見られます。

    三重県尋常師範学校・蔵持小学校

    常設展示 / Pick Up!

    19世紀半ばにイギリスで大流行したバルーンバックチェアに、漆と蒔絵で装飾した華麗な椅子

    桜蒔絵小椅子

    建造物

    明治の文豪である森鷗外と夏目漱石が、奇しくも相次いで借家した和風住宅。明治20年(1887)頃、医学士中島襄吉の新居として建てられたものの、空家のままだったこの家は、明治23年(1890)に森鷗外が借家し1年余りを過ごしました。鷗外は、ここに移り住む同年の1月、処女作小説『舞姫』を発表。この家では『文づかひ』等の小説を執筆し、文壇に入っていきました。
    明治36年(1903)から同39年までは夏目漱石が住み、漱石はここで『吾輩は猫である』を発表。文壇にその名を高めました。文中に描写された家の様子は、よくこの家の姿を写しています。
    玄関脇の張り出した和室(応接兼書斎)、台所から座敷への中廊下には、住宅の近代化の萌芽が見られます。

    森鷗外・夏目漱石住宅

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