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3丁目ガイドツアー《定時 ボランティアガイド》
各丁目ごとに設定したコースに従い建造物をご案内する、少人数のお客様向けツアーです
※10名様以上は、『予約制ガイドツアー』をご覧ください。
場所 | 京都七条巡査派出所|2丁目23番地、神戸山手西洋人住居|3丁目32番地、西園寺公望別邸「坐漁荘」|3丁目27番地 |
開催日 | 毎日※休村日を除く ※都合により休止の場合がございます。 |
予約 | 予約不要(現地でご案内) |
料金 | 無料 |
所要時間 | 約30分 |
集合場所 | 京都七条巡査派出所 |
開始時間 | 11:00、13:50 |
目次 - Index -
この体験ができる建物について
赤レンガタイルと白のコントラストが美しい 京都七条巡査派出所
赤レンガタイルと白のコントラストが美しい 京都七条巡査派出所
京都市下京区七条通りの西本願寺前に建てられた巡査派出所。
建物は、木造の平屋建て。腰壁の上を赤レンガのタイル張りとし、覆輪目地を施しています。モルタル洗い出しの白色の帯と、窓欄間(らんま)の額縁がアクセント。屋根は下部を折ってなだらかな勾配とし、軽快な持ち送りで軒を受けています。隅切りを設けた玄関には、蒲鉾(かまぼこ)形の庇も。内部には詰所と宿直室の2室があります。
二棟が軽やかに渡り廊下で結ばれる洋館 神戸山手西洋人住居
二棟が軽やかに渡り廊下で結ばれる洋館 神戸山手西洋人住居
神戸の山手に建てられたいわゆる異人館。創建当初は外国人の住居でしたが、明治29年(1896)から日本人増田周助氏の所有となりました。その後再び外国人の手に渡り、フランス人貿易商フェルナン・ブルムが住みました。
主屋には二面にベランダが廻り、鎧戸付きの出入口や掃き出し窓が開きます。付属屋の室内は日本間で、窓の一部が和風になっていますが、全体は洋風にまとめられ、別館1階は使用人の住居にあてられました。主屋と付属屋を組み合わせた構成は、神戸西洋館の典型とされます。
元老が余生を過ごした総数寄屋造りの邸宅 西園寺公望別邸「坐漁荘」
元老が余生を過ごした総数寄屋造りの邸宅 西園寺公望別邸「坐漁荘」
明治の元老西園寺公望(1849-1940)の別邸として静岡県興津に建てられた「坐漁荘」。駿河湾奥、風光明媚な海岸沿いに佇んでいた当時の趣をそのままに、今なお歴史の風格を漂わせます。低い塀の奥には、玄関、台所、2階建て主屋の屋根が幾重にも重なります。昭和4年(1929)には、座敷の横に洋間、その奥には脱衣室を兼ねた化粧室や洋風便器の置かれた便所等が増築されました。