≪STORY≫
時は明治。「確かな事実だけを記事にする」を信念とする明治新聞社では、若き編集長“春子”のもと、“春子”の幼馴染にして敏腕ジャーナリストの“金之助”を中心とした記者たちの記事が世に放たれている。
そんな２人のもとにしばしばやってくるのは、探偵小説作家を目指す少年“太郎”。小説のネタを探して日々歩き回っているからか、いつも奇怪な場面に出くわす。そうして蓄えた事件帖をもとに書き上げた荒筋だけの原稿を新聞社に持ち込んでいるのであった。

舞台はとある郵便局舎。遠方に出張中の“春子”に記事の草稿（原稿）を送るため、郵便局舎を訪れていた“あなた”は、郵便局員から１通の書簡（手紙）を受け取るのであった。その書簡の内容とは・・・。
１通の書簡から新たな事件が幕を開ける―――