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壮大な東京駅と調和をはかった意匠に注目

東京駅警備巡査派出所

東京駅の丸の内側広場の中央にあった派出所。壮大な駅舎の竣工にあわせて建てられました。東京駅の駅舎は、辰野金吾の設計で大正3年(1914)に竣工。一方でこの建物は、警視庁の設計によって同時期に建てたと伝えられています。
構造は鉄筋コンクリート造で、隅切り八角形の平面、正面の半円のペディメント、欄間付きの上げ下げ窓にある純白の浅い庇、腰壁に帯状にめぐらせた白色化粧レンガなど、東京駅舎との調和がはかられていることが見てとれます。

建設年 大正3年(1914)頃
村内所在地 5丁目60番地
旧所在地 東京都千代田区丸の内
文化財種別 登録有形文化財
登録年 平成16年(2004)
解体年 昭和43年(1968)
移築年 昭和47年(1972)

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    明治38年(1905)、日露戦争を終結させるポーツマス条約が締結された際に使用されていたテーブルを帝国ホテル2階で展示しています。教科書などで載っているポーツマス条約調印の写真やスケッチに登場するのがこのテーブルです。
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    高田小熊写真館

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