煎茶提藍皆具
                12月28日


 明治一昭和期、政治家として活躍した西園寺公望が所持していた煎茶具。すべてが左上の藍(かご)の中に収まる。この道具には、竹を好んだ西園寺の好みが強く反映されており、明治の文人趣味を知るうえで貴重な資料である。
       文・中野裕子(明治村学芸員)