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漆塗りの箱に手紙が入れられています。
ただの手紙ではなく、これが≪MEIJIの財宝≫を隠す為の暗号(A)。内容は志士が同士に宛てたもののようです。
箱の底には暗号を解く為の「指標」の位置を示す別の暗号(B)が書かれています。
これらをもとに、手がかりを探しましょう。
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【「手がかり壱」の解説】
それではまず、下のBの暗号から解読します。

「八角形の冷たい『目』」と「水面に浮かぶ『白い光』」
これは何を指しているのでしょうか?
明治村の中にある「八角形」といえば、ふたつ思い浮かびます。
「東京駅警備巡査派出所」と「金沢監獄中央看守所・監房」です。

ここで鍵になるのが「冷たい目」という言葉。
東京交番を探しても、それらしい物は見当たりません。
では金沢監獄中央看守所・監房はどうでしょうか?
金沢監獄の屋根の上に、ガラス張りの小さな櫓がついています。

実はこの櫓は、脱走者が出ないように見張るための見張り櫓です。
そうです、「冷たい目」とは、この見張り櫓を指しています。
では、「白い光」とはなんでしょう?
「重なる地」に指標があるということは、そんなに遠い場所ではないはずです。
近くにある白い光といえば「小那沙美島燈台」です!

このふたつが同時に見られる場所があります。
それは、金沢天童眼鏡橋の東の対岸です。

このふたつが重なる場所まで移動しましょう。
南側に進んでいくと・・・・
重なりました!

重なる場所はここでした↓
柵と一緒に「指標」と書かれた杭が打たれています。

指標に書かれていた言葉は「土の下を」拾え」
まず、Aの暗号を解く法則を手に入れました。
では、法則にしたがってAの暗号を解読しましょう。

土の下、とは何を意味しているのでしょうか?
もちろん「地面の下を掘れ」という意味ではありません。
手紙をよく見てみましょう。
「土」という字はありませんが、「土」の入った漢字があちこちに・・・
実は、「土の下を拾え」とは、「土」が入った漢字の次の字を読むという指示なのです。
法則にしたがって「土の下」を拾うと、こうなります。

赤枠が「土」の入った漢字
青枠が「土の下」です。
順番に読んでいくと
「監獄五一番 外の木」となります。
監獄といえば、先刻Bの暗号解読で登場した「金沢監獄中央看守所・監房」ですね。
監獄の監房にはそれぞれ部屋番号がついています。
51号室の窓の外を見ると・・・

手がかりはここに隠されていました。
【手がかり壱の場所】
5丁目62番地 金沢監獄中央看守所・監房東側の木の陰
【手がかり壱のヒント】
「木製の建物」
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「手がかり壱」と同じく、漆塗りの箱に暗号が入れられています。「手がかり弐」の暗号(A)はたくさん数字が並んでいます。
こちらも、箱の底に「指標」の位置を示す暗号(B)が書かれています。 |
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【手がかり弐の解説】
まず、Bの暗号を解読します。

「同じ親に作られた同じふるさとの二人の子供」とは何でしょうか?
「同じふるさと」とは旧所在地が同じであるということ、
「同じ親」とは同じ人間の設計によって作られたということを意味しています。
上記に該当する2つの建物、
それは「三重県庁舎」と「三重県尋常師範学校・蔵持小学校」です。
両建物とも旧所在地は三重県、設計したのは清水義八という人物なのです。
建築家を「親」、その作品である建造物を「子供」と表現した暗号です。
では、この2つの建物のうちどちらに指標が隠されているのでしょうか?
ヒントは「子供が遊ぶ」です。
県庁舎で遊ぶ子供はいませんね。
そうです、正解は三重県尋常師範学校・蔵持小学校です。
蔵持小学校の裏側に回ってみましょう。

とっても背の高い木が見えます。
この木のそばに行ってみると、根元の近くに「指標」がありました。

指標に書かれている言葉はこちら。

この法則にしたがってAの暗号を解読します。
Aの暗号は数字がたくさん書かれています。

これを解読するために、まずは指標の法則の意味を解読しなければなりませんね。。
「米式」とはアメリカ式、つまりアルファベットのことです。
これらの数字はアルファベットの順番をあらわしているのです。
つまりa=1、b=2、c=3・・・ということですね。
「七つ目から1字おき」の指示に従って数字を拾うとこうなります。
この数字をアルファベットに置き換えると、
i s i n s a k a k a g i n o m a g a r i k a d o
→「いしんさかかぎのまがりかど」
これを変換すると「偉人坂カギの曲がり角」となります。
偉人坂は、1丁目9番地 森鴎外・夏目漱石住宅と13番地三重県庁舎付近を結ぶ坂道一帯のこと。
どうやらこの坂のどこかに手ががりが隠されているようです。
ここで「あれ?偉人坂だから ijin じゃないの?」
と思った探険隊も多いはず。
そうです、本来なら「ijin」としなければならないのですが、
今回のテーマが維新の謎を解き明かす創世紀外伝。
「維新」と「偉人」をかけた、ちょっとしたお遊びだったんです。
謎解きに戻りましょう。
偉人坂の中に「カギの曲がり角」があるはずです。
「カギ」とはカギ形(¬)に折れ込んで曲がっている状態を指します。
偉人坂の中を探すと、スロープの下のほうにカギ形の曲がり角を発見!
角の部分に手がかりを見つけることが出来ました。

【手がかり弐の場所】
1丁目 偉人坂のスロープの曲がり角
【手がかり弐のヒント】
「神聖な地」
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手がかり参の暗号(A)は、簡素な木箱に入れられています。この暗号はどうやら誰かの日記の一部ようですが、周りが焼け焦げてしまっています。なんだか穏やかでない、戦争のようなものを思わせる日記です。
木箱の蓋には指標の位置を示す暗号(B)が書かれています。 |
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【「手がかり参」の解説】
まずBの暗号を解読します。

手がかりになるのは「主君ゆかりの印」
それらしい印が描かれています。
さて、これは何の印でしょうか?
実は、Aの暗号の内容がヒントになっています。
この文章を読んで、「幕末の志士というよりは幕府側みたい・・・」
そう思ったあなたは鋭い!
そうです、この手紙は「維新」の相手方、江戸幕府側の人間をイメージしたものです。
明治村にある建物の中で、江戸幕府にゆかりのある土地の建物といえばどこでしょう?
それは、2丁目20番地「安田銀行会津支店」です。
この銀行の旧所在地は福島県会津若松市。
旧幕府方残党が会津城に篭城し、白虎隊の悲劇があったことをご存知の方も多いでしょう。
さて、その安田銀行の玄関には、「印」そっくりの天井飾りがあります。

では、残りの印はどこでしょう?
裏にまわってみると・・・
裏口の扉に「印」がありました!

指標の場所を示す×印は右の印側にあります。
少し離れた場所に、指標がありました。


写真ではちょっと見難いので、文字をなぞります。

法則を手に入れたので、Aの暗号を解読しましょう。

法則に記された言葉を、Aの暗号の中に当てはめると・・・。
「正義の証は“指標”よりニシへ70米の地、手がかりをマルイミズに残す」
つまり、この指標の場所から西へ約70メートルの場所に手がかりがあるということ。
早速西に向かって70m進みましょう。
とはいえ、方向も距離もはっきりとはわからない・・・。
70mなんて、測るものもないのにわからないよ!という皆さん、
歩測で建物の側面を測って比率を出せば、大体の1mがわかりますね。
入口でもらった村内地図で大体の位置を確認できます。
・・・まさか、建物をものともせず突き進んでたりはしませんよね?

☆印が指標の位置。矢印が示す場所辺りに手がかりがあるようです!
ここが西に70メートル付近。
「マルイミズ」を探しましょう。

屋根の付いた棚に丸い桶が置かれています。
「マルイミズ」とは、水を汲むための丸い桶を指していましたのです。
手がかりはこの桶の底に書かれていました。
【手がかりの場所】
2丁目レンガ通り 井戸のそばの木棚の桶
【手がかり参のヒント】
「菊の御紋が目印」
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手がかり四の暗号(A)は、無造作に折りたたまれた紙。たくさんのカタカナが羅列されています。
「指標」の位置を示す暗号(B)は、花が描かれた額当てです。ハチマキの内側に暗号が書かれています。 |
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【「手がかり四」の解説】
いよいよ最後の手がかりです。
まずBの暗号を解読します。

桜の花と菊の花の間に×が書かれています。
どうやら、片方が「外に咲く花」、もう片方が「内に咲く花」のようです。
これらの花を持つ建物はどこにあるのでしょうか?
実は桜花は、学習院の徽章です。
つまり桜は1丁目7番地「学習院長官舎」を指しています。
学習院長官舎の玄関に、桜花をモチーフにした飾りが設けられていました。

建物の外側にありますから、これは「外の花」のようです。
では、右側の菊の花はどの建物を指しているのでしょう?
間の林というからには、そんなに遠くない建物のはず。
おや?学習院長官舎のすぐ横には、木のたくさんある場所が。

そしてその横に立派な洋館が建っています!
この洋館は西郷從道邸です。

この西郷從道邸が「内の花」を指しているようですが、
実際に「内の花」を発見するまでは安心できませんね。
「内」というからには、花は建物の中にあるはずです。
西郷從道邸の一階、食堂室の壁をよく見てみると・・・

イラストのような、半分に割れた菊の花がたくさんありました!
やはり西郷從道邸が「内の花」で間違いないようです。
では、「外の花」=学習院長官舎と「内の花」=西郷從道邸の間にある、
先ほどの林の中を探してみると・・・

切り株に似せた指標を発見しました!
書かれていた法則がこちら。

この法則を使ってAの暗号を解読します。
Aの暗号はカタカナがたくさん書かれています。

よく見ると「バイエン」「パウロ」「ケンチョウ」「ザビエル」など、
明治村にある建造物や施設の名前がちらほら。
さて、どのように解読するのでしょうか?
法則の指示は「最大の十字架を描け」
つまり、枠に仕切られたこの暗号の範囲内で一番大きな十字架を描く、ということです。
十字架というからには、単なる「+」ではなく少し下が長いものですよね。
では、描いてみましょう!

十字架の中に入っているカタカナを上から順番に読みます。
「テイエンノソトミズノミバ」
これを漢字に変換すると「庭園の外 水飲み場」となります。
明治村で庭園といえば、1丁目の日本庭園ですね。
日本庭園ならすぐ近く。早速見に行きましょう!
庭園の外ですから、手がかりは日本庭園の入口の外側にあるはずです。
しかし、指標のすぐ南側にある入口付近にそれらしいものはみあたりません。

では、もう一つの入口に行ってみましょう!
森鴎外・夏目漱石住宅付近の入口を見てみると・・・

なにやら四角いものがありました。
これは以前水飲み場として使っていた水道の跡。
そうです、ここが「手がかり」のありかです!

手がかりは水飲み場の下に刻まれていました!
(この手がかり、あまりにも水飲み場に馴染みすぎていて、「最初は気づかなかった」という探険隊がたくさんいらっしゃいました・・・。)
【手がかり四の場所】
1丁目9番地 森鴎外・夏目漱石住宅横の日本庭園入口付近
【手がかり4のヒント】
「外枠の外にあり」
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いよいよマスターコース<BLACK>最後の謎解きです。
手にいれた手がかりは4つ。
「木製の建物」
「神聖な地」
「菊の御紋が目印」
「外枠の外にあり」
さて、これらの「手がかり」はどこを示しているのでしょうか。
目印の建物は最初の3つの「手がかり」からわかります。
「木製の建物」=木造建築ということでしょうか?
でも木造の建物は明治村にたくさんあります。
次の「菊の御紋が目印」ですが、菊の御紋のある建物もいくつかあります。
1丁目「三重県尋常師範学校・蔵持小学校」「三重県庁舎」、4丁目「名古屋衛戍病院」。
どれも木造建築ですね。
・・・でも実は、この3つのどれでもないのです。
鍵になる手がかりが「神聖な地」。
「神聖」と聞いて思い浮かべるのは何ですか?教会でしょうか?
いえいえ、この「神聖な地」は西洋の神様ではなく、実は日本の神様なんです。
明治村の中には一つだけ、日本の神様がいる場所があるのです。
それは鉄道局新橋工場の中にある「明治神社」。


実は明治神宮からお招きした、由緒正しい神様なんです。
そしてこの鉄道局新橋工場の中では、明治天皇と昭憲皇太后の御料車が展示されているのです!
天皇陛下・皇后陛下の車両ですから、当然菊の御紋がついています。

でも、「鉄道局新橋工場」は鉄造建築物。
「木製の建物」じゃないじゃない!
・・・実はこれ、ひっかけです。
「木製の建物」とは、明治神社の社殿のことなんです。
(考えてみれば、たくさんある木造建築資料では建物の特定にはなりませんよね・・・)
そして、最後の手がかり「外枠の外にあり」
「外枠」とは、明治神社と御料車から見た鉄道局新橋工場のこと。
明治神社と御料車を長方形の建物が覆っている様子の比喩でした。

≪MEIJIの財宝≫は、鉄道局新橋工場の裏に隠されていたのです。
【≪MEIJIの財宝≫の場所】
1丁目12番地「鉄道局新橋工場」の裏
【≪MEIJIの財宝≫のキーワード】
「錦の御旗」
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マスターコース<BLACK>の≪MEIJIの財宝のキーワード≫は「錦の御旗」。
新時代を築こうと奔走した反幕府軍が京都の天皇家から賜ったのが官軍の証である「錦旗」、つまり「錦の御旗」でした。
この旗を掲げることによって、幕府を倒し新政府を立ち上げることを「正義」としたのです。 |
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<こぼれ話>
「錦の御旗」というキーワード、はみなさんあまりなじみのない言葉だったようで、「錦」を「綿」と書いたり、全部ひらがなやカタカナで書いてくる探険隊もいたようです。
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