私のガイド日記

3月□日(日)晴れ
2008年3月
渡辺 靖敏

私のガイド日記

“たかがボランティア、されどボランティア”

                   

 明治村のボランティアガイドに参加するようになって、もうすぐ2年が経ちます。

 動機は、明治村が開村する以前に、入鹿池に度々いとこと遊びに来ていたなつかしの場所であること。そして、退職の2ヶ月前、明治村に引率して来た小学生が「一番よかったのが、レンガ迷路!」と感想を述べたことです。そう、≪明治村を小学生にも分かりやすく解説することはできないのか≫という問題意識です。

 こんなことを言うと、ガイドの先輩諸氏から、総反発を食らうことになるでしょうが、明治村が、単なる明治時代回顧の場ではなく、日本の大切な文化遺産の博物館として、人々の中に深く浸透していくためには、ターゲットは未来の日本を背負う子どもたちであると考えるからです。

 そこで、参加以来、「毎回1項目は調べごとをして赴く」と心に決め、なんとか守っていますが、私の問題意識は 遅々として解明できていません。

私が 黒野前所長に詰問した「なぜ、迷路か?」の件は、明治時代に『迷路園』が横浜に存在したという記録に出会い納得できました。でも、「小学生が『博物館・明治村見学』から、どう感じ、どんな学びをすればよいか」「そのために どんなガイド=アドバイスができるのか」と模索が続いています。単なる知識の羅列では、物知りに過ぎないし、かといって、体系だってするにも、短時間では知識の押し売りにしかなりません。それに、お客様の気持ちとマッチしなければ、うっとおしさが残るだけです。正直、ボランティアガイドの難しさをひしひしと感じ、悩みっぱなしの今日この頃です。

そのためにも、日々研鑽。先輩ガイドには敬服しています。一人ひとりのガイド魂には個性・こだわりがあり、持ち味を存分に発揮しておられることです。だから、聞く者を惹きつけ魅了し、ガイド活動も長続きするのでしょう。これは、新参者にとっては、即座に真似できません。でも、いつかは・・・・という思いで、あと1年間ほどお世話になろうと思っています。



菊の世酒造西側の梅園   平成20年3月3日撮影

◆見学ガイド
 菊の世酒造(5丁目64番地)
 帝国ホテル中央玄関(5丁目67番地)



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