 
京都七條
巡査派出所日記(後編) |
2007年7月 |
| 井村吉佑 |
雨 |
(前編からの続き)
午後、小雨の中を傘をささず小走りで派出所に飛び込んできた若者が、ハアハア息をはずませて「助けてください」と言っている。スワッ、一大事!何事かと聞くと、「明治探検隊IIアドバンスコース」の4問のうち1問がどうしても解けない。昨日と今日の2日やっているが解らない。これ以上会社を休めないのでヒントを教えて欲しいと泣き付いてきたもの。残念ながら本官は問題を読んだことがないので答えようがない。閉門までまだ2時間以上あるので最後まで望みを捨てるなと励まして引き取っていただいた。その際問題を読ませてもらったが、さっぱり判らず、見当も付かなかった。探検隊の問題なんぞ簡単に解けると心密かに思っていた自信が木っ端微塵に吹き飛ばされてしまった。
明治探検隊IIはその後小学生の女の子と母親が同じ質問で派出所を訪ねてきたが答えは同じ。
声をかけると喜んで写真を撮る子、怖がって親の後ろに隠れる子、サーベルを抜いて見せて欲しいとせがむ子(大人もいる)様々である。派出所にいると本当にいろいろな人に出会え、話ができるので当分の間は老け込む暇はないだろうと思っている。
◆見学ガイド
京都七條巡査派出所 (2丁目23番地)
明治探検隊II (開催期間が終了しました)
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