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2006年4月 |
| 大原 裕子 |
晴れ |
青葉・若葉の季節になり、明治村も緑がいっぱいあふれ、ハナミズキやつつじが満開です。キラキラと反射してまぶしい程の入鹿池が、この美しい芽吹きを喜んではしゃいでいる様に感じられます。
でも最近の村内は、景色は二の次で地図を片手に熱心に建物を巡っている方が多いのです。そう、明治探検隊の人達です。「ガイド?・・・そんな時間ないよ、こちらを探してからでないとネ」と私達の呼びかけにも通り過ぎてしまいます。
ある時は小学生を連れていたお母さん、「桜」の模様の付いた建物を必死に探していたのでしょうか、「菊」(!)の紋章を指差して「ほら、あそこにあるよ」と教えていたり、ある時は、蝸牛庵でお客様と話している時、3〜4年生位の女の子が障子の穴を補修したシートを見つけ「あっこんな所に桜をみつけたよ」と得意気に友達を連れて来たり、楽しくにぎやかで私達も顔がほころんでしまいます。日頃、何気なく見ているシートの紙型もその気になれば桜に見えるようです。
でも、中にはさっぱりわからない、もうあきらめたと云う人。あるいは「孫は最後まで見つけると頑張っているけど、私は疲れたぁ、帰りたいけど帰れません、どうか助けて下さい」と探検隊から落っこちる人、悲喜こもごもです。「では、探検隊はお孫に任せて、この辺を巡ってみませんか」とガイドツアーに誘ってご案内しますと「同じ建物でも、全然見方が変わりました。先ほどの疲れも吹っ飛んで、楽しい明治村になりました」と、答えの出たお孫さんと一緒に、にこにこして帰っていきました。

探険の書
左から「体験コース」「入隊コース」「挑戦コース」
(写真提供:博物館明治村) |
◆見学ガイド
「明治探険隊」(開催期間が終了しました)
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