 
私たちが芝川邸の復原のために集まって、約1ヶ月。
ボランティアを開始してから、今まで3丁目32番地の神戸山手西洋人住居の塗装作業を続けていましたが、昨日・今日と二日間の作業は、芝川邸を建築する場所を確定するために、竹とビニル紐で建物の外形を作ることになりました。
初日、快晴。まずは村内の竹藪で長くてまっすぐな竹を10数本伐採です。ちょっとしたハプニングもありましたが無事成功し、それをみんなで担いで敷地へ搬入しました。ここで午前の作業時間はあっという間に終了し、昼休みになりました。
午後からは棟の部分の両端に竹を二本立ててその間に紐を渡しました。まず、竹を支える木杭を立てる位置に打ちこむのに、地盤が固くて一苦労。次に竹を立てようとしたのですが、10メートルを超える竹はとても重くてこの木杭だけでは支えきれない。それ以前に、立てている作業中に竹が倒れてはじめたらもう止めれない。失敗を繰り返しながらも工夫を重ね、みんなで支えながらまっすぐ立てて初日の作業は終了、終わったときは思わず拍手が出ました。
二日目も快晴。今日は昨日の続きで、建物の四隅の柱とベランダ周りの柱を立てました。
まずは建物の四隅の柱。昨日の貴重な経験から、順調に立てられてゆき、予定より早く午前中に完了しました。
午後からは竹の先端へ紐を渡して建物の外形を作っていきましたが、こちらはなかなか思い通りにゆかず、苦労をしました。それでもどうにか成功し、作業時間に若干の余裕もあったため、ついでにベランダ周りの形まで作ることにしました。再度村内の竹を伐採して搬入し、順番に立ててすべて終了しました。
それが終わると早速みんなで色々な所へ歩いて行き「案外大きいね」「ちょっと屋根が高いかもね」「でもこのあたりは木立に隠れ過ぎてしまうかもしれないね」「位置はこれくらいでいいんじゃないかなぁ」などと話しながら見て回りました。明日は、明治村の評議員の先生方が来村して、場所・地盤の高さ、向きなどを最終決定をするそうです。明治村に移築されている建物はすべてこのようにして外形を作り、現地で確認して調整をした上で建てているそうです。何気なく建っているような建物がこのような苦労の上にあると知ると、又一層感慨が湧いてきました。
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